ティーチャー中谷のゴルフしタイぞう！

キャディさん14歳の話ではありません。
赤い糸・青い糸のキャディさんの話ではありません。
グリーンフィー200バーツの話ではありません。
キックのするバンカー・水のないクリークの話ではありません。
時には真面目にタイゴルフ愛好者に役立つ話です。
私だってたまには世間の役に立つのです。

タイ安価コース評論家（と勝手に呼んでおります）、バジェットゴルファーの鑑でもある友人を案内してダイナスティというゴルフ場へ出掛けました。
車で1時間20分くらい走りました。
タイ120コースが掲載されているゴルフガイドブックによりますと、発行時のグリーンフィー安価第5位に輝くコースです。
ガイドブックにはそのようなランキングは載っていませんので、つまり私が全てをリストアップして順番を確認したのです。
グリーンフィー400バーツ・キャディフィー200バーツで合計600バーツ（約2100円）で楽しめるコースなのです。
手入も良くバックから6800ヤード、池も多く戦略性に富んだコースです。

プレー後、バジェットゴルファー代表は感心しきりでした。

『どうしてこんな良いコースがこんなに安いの？』

・・・私に聞かれても困ります。
そんなこと知るわけもありません。
彼はすっかり気に入ったようで、次回仲間を連れて行くと心に決めておりました。

実は私は2年前に１人でプレーをしてコース評価Bランクにしていました。
彼に改めてコース評価の査定をお願いしました。
彼の評価は私よりも甘いのですが真剣に細かくチェックします。

◎コース・・・文句無しのAA
◎グリーン・・・AA
◎キャディさん・・・AA
◎クラブハウス・・・B
◎トイレ・レイアウト・・・C
◎ロッカー・・・C
◎シャワー水圧・・・B
◎プレー代金・・・AAA
◎食堂の味・・・AA

総合評価・・・A　

すっかり気にいっているようです。

バジェットゴルファー推奨コースです。



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このリストにないゴルフ場あったら教えてっ！

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私は競馬をしませんので日本の競馬場を知りません。
見た事がありません。
その私がタイで３つの競馬場を知りました。
競馬場の中に入りました。
ターフを歩き横切りました。

競馬の開催日ではありませんでしたが・・・

タイ国内に競馬場の中にゴルフコースが３コースあります。
少なくても18ホールコースではこの３コースだと思います。



◎　ロイヤルバンコクスポーツ
バンコク中心部にある少数メンバーさんの特別スポーツクラブです。
１８ホールPar６６で４９００ヤードのコースです。
競馬開催日は９ホールを利用してプレーが出来るそうです。
落ち着いた高級感に溢れる完全メンバー同伴コース。
印象に残るコースです。
支払いがメンバーさんしか出来ません。
BTSからよく見えるコースですがプレーをするのが至難の業が必要です。



◎　ロイヤルデュシット
バンコク市内にある一般大衆コース。
トゥクトゥクで来た人を見ました。
18ホールPar65で4300ヤード。
気軽にプレーが出来ます。
予約不要です。
安いコースです。
支払いは各自現金払いです。
このタイプのゴルフ場は私の得意とするところではありますが・・・何故か余り印象に残らなかったコースです。



◎　ランナー
チェンマイ市内にある27ホールのコースです。
A・Bの18ホールは風格のある林間コースです。
Cコース９ホールが競馬場を利用した本格コースです。
競馬場だけでは収まらず３ホールは場外ホールでのびのびしたコースです。
横で馬が走っておりました。
９ホールだけでPar３６で3300ヤードでした。
なんと、最終ホールは競馬場内の真ん中に端から端までを利用した560ヤードのロングです。
この最終ホールが印象に残りました。
競馬場は広いのです。
大きいのです。

競馬を知らない私のタイ競馬場体験。



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これほど長く多くタイゴルフを楽しんでおりましたが、コースのオーナーや設計者には全く感心がありませんでした。
タイにジャック・ニクラウス設計コースが７コースもある事を知りませんでした。
私はその事を知りませんでしたが、ジャックさんは私が設計したゴルフ場が中国にあることを知りません・・・五分五分です。
キャディさんに心を奪われ設計者にまで気がまわりませんでした。
失礼ながら、私の場合はタニヤと同じなのです。
ホステスさんに気を奪われ、お店の設計を誰がしたかなど考えたこともありません。
誰が設計しても良いお店になればそれで良いのです。

ジャックさん以外にも多くの有名な方がタイのゴルフ場を設計しているようです。
私ですら聞いた事のある設計家のコースを調べてみました。

私は真面目なテーマも取り上げるのです。

◎ピート・ダイ設計コース
スパプルック、カオキオ、カオチャゴーク、タイムアンビーチ・・・
思い出すとバンカーに枕木・フェアウエーがうねり難しい良いコースでした。

◎ロバート・トレンド・ジョーンズJr設計コース
ナワタニ、プレジデント、グリーンバレー、エメラルド（イースタンスター）、サンティブリ・・・
思い出しても思い出しても全く思い出せないほど難しいコースでした。

◎ニック・ファルド設計コース
ウィンドミル、チュアンチューン、グレートレイク、ラヨンセンチュリー・・
思い出すとなぜか安いコースが多いのですが、しかし難しいコースでした。

◎日本人設計コース
パインハースト、ロイヤル、バンプラ、ニチゴ、ロイヤルレイクサイド、クルンガビ、サワンリゾート、ブルーキャニオン、トレージャーヒル・・・
思い出しても日本人設計とは気が付かない難しいコースでした。

他にもグレッグ・ノーマン（タナシィテイ）やゲーリー・プレーヤー（ワールドトレード）が設計したコースがあります。

真面目に調べて一つ気が付きました。
タイには軍人さんコースが多く有ります。
パブリックの一般大衆コースで、十分に楽しめます。
素晴らしいコースもあります（タブラムネイビー）。
９ホールだけのコースも数多くあり、それはそれで楽しめます。
門番さんが当然軍人さんできちんと敬礼して出迎えてくれます。
手入れも軍人さんが真面目にしております。
コース内で軍事教練もしております。
陸軍・海軍・空軍の３軍がそれぞれのコースを設計をしております。
タイの軍隊には『ゴルフコース設計部隊』があるのです。


・・・多分。


もう一つ気が付きました。
設計家が誰であれ私のスコアには影響が無い、ということです。
これは喜ぶべき事です。

私は設計家の罠に嵌りやすい体質に違いありません。

技術不足で人が良いだけ、とも言われています。


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